愛知県から「天下り」 17人(設楽ダム)
地元の設楽町から建設反対の動きが激しくなっている『設楽ダム』事業受注企業15社に、愛知県の少なくとも17人の職員が天下っていることが分かった(朝日新聞:2日朝刊)
もちろん、国土交通省の天下りは、それよりもずっと多い数だが・・
愛知県は、道路など周辺整備事業を業者に発注する立場にある![]()
業者との癒着は断じて許せない![]()
随意契約で仕事を回す・・参与や顧問の肩書きで、高給を約束されている『天下り』・・癒着の温床(千葉大:新藤宗幸教授)![]()
われわれの税金が、この人たちの利益のために使われているのですよ!!
愛知県が医師不足対策のために組んだ予算が6000万円
設楽ダム建設に支出する1000
億円の0.06%![]()
怒りを通り越して・・呆れてしまいます![]()
こんなすばらしい自然を失ってしまうんですね(写真:ダムに沈む川・おしどりの淵)
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コメント
本日(10月13日)、日本最大の徳山ダムの完成式がありましたね。
新聞によると、
「周辺山林の買収が終わっていないうえ、湖畔の道路建設が中止されたことなどから、一部の旧村民が事業主体の水資源機構を訴えている。」
という事なので、設楽ダムに賛成される方も、反対される方も、この事例をしっかり御覧頂く必要がありますよね。
発電施設も作らず、揖斐川の洪水調節のみの役割だそうで、それにしては巨大すぎますね。
日本の技術力を示しただけになってしまいそうな、、、。
設楽ダムも早急に必要かと言われると、困りますが、かと言って四国のダムのように空になってから慌ててもいけませんね。
宇連ダムの水位は気になってちょこちょこウェブで確認していますが、大島ダムが共用開始後は2005年6月に貯水率が10%を切ってますね。
だから、水が余って余って困っているということまでは言えない気がします。
逆に設楽ダムも早急に必要かと言われると、困りますが、かと言って四国のダムのように空になってから慌ててもいけませんね。
投稿: canada | 2008年10月13日 (月) 19時43分
ごめんなさい。
編集途中で重複してしまいました。
重複箇所は削除してお読み下さい。
投稿: canada | 2008年10月13日 (月) 19時45分
canadaさん、コメントありがとうございました。
05年6月は「豊川総合用水」が完成(02年3月)した後の、初めての渇水だったですね。
1891年(明治24年)に名古屋地方気象台が観測を始めてから117年目で、最も雨量が少ない年でもありました。
名古屋では、いわゆるカラ梅雨で、平年に比べ(2100mm/年)半分以下(980mm)の雨量しかなく、三河地方でも平年の50~60%しか雨は降りませんでした。
大島ダムは、すでに満水近くになっていたものを、梅雨に備えて放流したのか・・理由は明らかにされていませんが・・貯水率が下がっていました。
設楽ダムを造るために、無用の(計画にない)放流をしたのだと反対派は訴えますが・・国土交通省の反論は、いまだになされていません。
いずれにしても、佐久間からの流域変更分の導水や、豊川本流からの導水(寒狭川頭首工→導水路)が確保されているので、なんとか凌ぐことはできました。
さらに、矢作川から、大地震に備えて「緊急導水管」もすでに敷設されているため、心配は(本来)要らないのです。
ダムを作りたい人々によって、いまだに導水管が通水するための条件を整えていないことが残念(いわば国の犯罪と言っても過言でない)ではありますが・・
117年に一回の渇水によって、今回、新規に開発された8600万トンの水源が、ある程度は・・役に立ったと言ってもよいのですが・・
渇水の年は、水を節約して、これ以上、水源地の森林(涵養林)の自然を破壊するな・・という考え方が・・現代を生きる私たちの責務だと思います。
子や孫の世代のために、少しでも残された自然を守る。
わずかに、生活を便利にするために、環境に決定的なダメージを与えてしまうダム事業に反対することが私の議員としての使命だと考えて活動しています。
ご理解いただけたら幸甚(*^_^*)
投稿: ショウダ | 2008年10月13日 (月) 23時49分
御多忙の中、詳細な御回答有難うございます。
2005年6月は117年に一度の大渇水だったのですね。それは納得です。
ただ細かいようですが、この年の大島ダムの貯水率の動向をみると(http://www2.big.or.jp/~walk/ure/ureframe.html)、一月から徐々に徐々に下がっていて、梅雨に向けてこんなに早い時期から放水しているとは考えにくいです。
それに宇連ダムは1か月も雨が降らないと見る見る貯水率が下がるのがグラフで分かります。
ここ数年間を見ても、1か月で40%くらい減ってしまうことはざらにあります。
大島ダムのバックアップがあると言っても、大島ダムは宇連ダムの約半分の容量しかなく、本気で使えば(^_^;;)それこそ1か月と持ちません。
いつもグラフを見て冷や冷やしています。
今年も8月に貯水率がぐっと減って(30%くらい)冷や汗でした。
他の矢作川や天竜川など他の水源からのバックアップと言ってもそれは所詮他人任せ的な感じです。本来は相互バックアップであるべきで考えると、矢作川水系、天竜川水系が困っているときに豊川水系が逆にバックアップとなりうるかというとそれは絶対無理であることは明白です。
そういう意味では設楽ダムは欲しい所です。
ただ、荘田先生がおっしゃるように自然破壊はできるだけしたくないですし、徳山村の人達のような悲しい思いをする人達を増やしたくないという気持ちはあります。
取り敢えず今年は、8月の集中豪雨と9月10月の秋雨で何とか回復してまずは一安心と言ったところです。
そう言えば、今年はまだ台風が一度も日本に上陸していないのだそうですね。
投稿: canada | 2008年10月14日 (火) 18時50分
ダム・医師会・市民病院危機・保育園民営化・・など、最近このブログを、毎日、驚くほど多くの読者が見てくださっています。
canadaさま。この投稿も多くの皆さんがお読みくださっていると思いますので、少し、私の考えを述べたいと思います。
先日、蒲郡市では、一時間に80mmを越える(50⇒バケツをひっくり返す:80⇒滝のような)雨が降って、200件ほどの崖崩れ、床上・床下浸水、道路の陥没・・などが起こりました。
蒲郡市では、全国の都市に比べ(昔は裕福であったため)道路排水は50ミリ程度(20年に一度)まで耐えられる設計になっています(他市では25ミリ程度:10年に一度)
従って、被害も幸田・岡崎に比べれば、比較的少なかったと言えるのではないでしょうか。
ここで、重要な事は、災害が起こったとき「どのレベルまで備えるか」という「考え方」だと思います。
洪水や渇水に備えて、10年に一度程度の被災を想定するのかか・・20年・・50年・・100年・・??
宇連ダムの貯水率に関心をお持ちいただいていますが・・豊川支流の宇連川のダム(2820万トン)より、本流の寒狭川導水路が3820万トン・下流に作られた4つのため池の一つ万場調整池は2860万トンの給水実績・・総合用水事業と二期工事によって、大島ダム(1130万トン)さえ不要なくらいに・・*大島ダムは、水利権上、予備的なダムで、宇連ダムが枯渇した場合のバックアップ・・富栄養化(汚濁)したダム湖の水の放流はあっても、渇水のための放流はされていません(水資源機構)・・
さて、本題に戻って・・
100年に一度の渇水(05年)で証明された豊川用水の供給能力。
それ以上の渇水に備えなければならないのでしょうか。100年に一度以上の・・
集水域723平方キロメートルという、日本の一級(国)河川の中でも最も流域面積が狭い(小さな)水系の豊川。
天竜川(5050㎢)や矢作川(1830㎢)などには遠く及びません。
そんな川(10.7億トン/年間)の流量しかないのに・・3億9千万トンもの供給能力を整備し、毎年(40年以上一定の)2億6千万トンもの川の水を豊川用水に取水してしまっています。
三河湾が汚染されている主な原因の一つです。
工業用水は20%しか使っていなく・・水道水は45%・・農業用水は、ほぼ100%に近く取水していますが、実際の耕地は65%以下。
農業用水は、使った水の量で料金を払うのではなく、土地の広さに対する賦課金として支払うので、節約などされないからです。
全体で、供給(開発)水量に対して66.6%の水を
取水していますが・・まだ、これまでにない巨大(1億トン)なダムが必要でしょうか。
宇連ダムの貯水量を、東三河の住民が気にしなくてもいいように・・「豊川総合用水事業」と「豊川用水二期工事」が計画され、3000億円もの税金を投入し、02年に「総合用水」が完成しました。
もう、宇連ダムは、以前のように『豊川用水唯一の水がめ』ではなくなりました。
その3倍もの水源が確保されたのです。
安心してください。ダムを造りたい人々が宇連ダムの水位を過大評価しているに過ぎません。
ちなみに、水が最も不足するのは8月9月の畑灌(田原・豊橋)の時期であり、宇連ダムの水位は、毎日2~3%減っていきます。
ただし、東三河地方では、6~7月の梅雨の時期より、9~10月の秋雨及び台風シーズンのほうが雨量が多いので、8月に多少心配な年があっても、結局は大幅に水が余ってしまいます。
02年以降は、水が足りているのです。
なお、最近は少雨傾向にある・・と・・根拠のないことを(国土交通省は)言いますが・・雨温図や降水量の経年変化のグラフを見ても、そのような傾向はまったく見当たりません。
投稿: ショウダ | 2008年10月14日 (火) 22時55分
御多忙の中、再び詳細な御回答有難うございます。
今年(2008年)8月も宇連ダムの貯水率が30%くらいになったのに節水が騒がれなかった理由が納得できました。
寒狭川頭首工・導水路の存在が結構大きかったのですね。
この導水路の存在は知らなかったので、勉強になりました。
これがあるから荘田先生は自信を持って設楽ダムに反対されているのですね。
天竜側や矢作川の導水路は他人任せなので、これがあるから大丈夫というお考えには賛成しかねます。
ゴミが自分の市で処理しきれないから他の市にお金を払って任せるのと似ています。
それと万場調整池は宇連ダムを凌ぐ容量ですが、蒲郡には流れて来ない(東部幹線水路のため)ので今回は扱わない事に(笑)
以上、考慮した上で渇水の心配はそれ程なさそうだということが理解できました。
ありがとうございます。
あと8月末の集中豪雨では、蒲郡市は72時間雨量は一時期全国トップを記録しましたが、それでも岡崎や幸田に比べて被害が少なかったのには驚きました。これは荘田先生のおっしゃるように、50ミリ程度まで耐えられるように整備されていた御蔭なのでしょう。
裕福だったこともあるかも知れません。
ただ、岡崎や幸田と蒲郡は正確には比較できない部分があって、それは岡崎や幸田には大きな川があるということです。
蒲郡には大きな川が無いので、対策は立てやすいという地の利があります。
岡崎には矢作川があり、幸田には非常に蛇行した広田川などがあります。これらを含めて堤防等の対策を施そうとすると莫大な資金が必要です。
災害に関しては10年、20年、、、と言われますが、行政なら100年は見越して欲しいところです。
民間企業なら利益優先となってどうしてもそんな先の事は考えていられないと思いますが、それができるのが行政です。
100年に一度、200年に一度であったとして、大規模災害は、被害が大きいとやはりマスコミが大きく取り上げますから、
結果的に行政の対策不足が叩かれることになるでしょう。
今回の集中豪雨も岡崎、幸田が全国的に大々的に報道されたため、私事で申し訳御座いませんが、大阪の親戚に「あんたとこは大丈夫やった?」と心配されましたよ(^_^;;
ニュースを見ていて、本当に目と鼻の先(岡崎、幸田のこと)で起きている事とは思えませんでしたね。
最後にふゅうちゃあ通信ありがとうございます。
これからも頑張って下さい。
投稿: canada | 2008年10月18日 (土) 20時02分
追加です。
なかなか言葉による説明だけではピンと来にくいと思いますので、
絵で分かりやすいサイトの紹介です。
これらの図を見ると、寒狭川頭首工・導水路があれば、設楽ダムまで作る必要性が薄いのが直観的に分かりやすいです。
http://www.pref.aichi.jp/tochimizu/mizu/toyogawa/outline.html
豊川水系事業の概要 (愛知県)
http://www.pref.aichi.jp/tochimizu/mizu/kaihatu.html
水資源開発概要図 (愛知県)
http://www.water.go.jp/chubu/toyokawa/annai/
豊川用水 (水資源機構)
投稿: canada | 2008年10月23日 (木) 22時39分